1.  11月21日午前10時30分から約50分間(現地時間),阿部俊子外務副大臣は,訪問中のフランス共和国において,ルドガー・シュークネヒト経済協力開発機構(OECD)事務次長(Mr. Ludger Schuknecht, Deputy Secretary General of the OECD)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,阿部副大臣から,日本は多角的貿易体制の維持・強化を重視しており,OECDと緊密に連携したい,また,来年日本が議長国を務めるG20や質の高いインフラの国際スタンダード化に向けても,引き続きOECDと協力・連携したい旨述べました。また,阿部副大臣から,OECDにおける邦人職員の増強についても要請を行いました。

    2 これに対し,シュークネヒト事務次長から,OECDとして日本との関係を重視している,来年のG20に向けて,デジタル課税等の分野においてOECDとして協力していきたい,邦人職員増強についても,要請を踏まえ引き続き日本と協力していきたい旨発言がありました。

    3 さらに,本件会談においては,OECDによる,東南アジア等のOECD非加盟国へのアウトリーチ等についても意見交換が行われました。