報道発表資料
平成30年2月13日
法務省入国管理局
・難民認定申請数は19,628人で,前年に比べ8,727人増加し,過去最多。
・難民認定申請の処理数は11,361人で,前年に比べ3,168人増加。
・難民認定手続の結果,我が国での在留を認めた者は65人であり,その内訳は,難民認定者が20人,難民と認定しなかったものの人道的な配慮を理由に在留を認めた者が45人となっている。
1 難民認定申請数等  
  平成29年に我が国において難民認定申請を行った外国人(以下「申請者」という。)は19,628人であり,前年に比べ8,727人(約80%)増加しました (別表(1)参照)。  
  申請者の国籍は,82か国にわたり,主な国籍はフィリピン4,895人,ベトナム3,116人,スリランカ2,226人,インドネシア2,038人,ネパール1,450人,トルコ1,195人,ミャンマー962人,カンボジア772人,インド601人,パキスタン469人となっています。

2 処理の状況  
  難民認定申請における処理数は11,361人であり,前年に比べ3,168人(約39%)増加しました。その内訳は,難民と認定した者(以下「認定者」という。)19人,難民と認定しなかった者9,730人,申請を取り下げた者等1,612人です。

3 難民認定及び人道配慮による在留許可者数  
  難民認定手続の結果,我が国での在留を認めた者は65人となっています。  
  そのうち,認定者は,上記2の19人に,不服申立手続における「理由あり」との決定による認定者1人を加えた20人であり(別表(2)参照),その主な国籍は,エジプト5人,シリア5人,アフガニスタン2人となっています。
  また,難民と認定しなかったものの人道的な配慮を理由に在留を認めた者は45人となっています。そのうち,本国の情勢等を踏まえて在留を認めた者は14人であり,その主な国籍は,シリア4人,ミャンマー3人,イラク2人,コンゴ民主共和国2人です。

※上記の数値は速報値であり,今後公表する予定の確定値と異なる場合があります。

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