平成31年3月5日(火曜日)
8時43分~8時46分
於:参議院本会議場中庭側廊下

冒頭発言

今日は私からは特にございません。

質疑応答

RCEP閣僚会合

Q:2日にカンボジアでRCEP閣僚会合が開かれましたが、その成果について、また年内の交渉妥結に向け、残された課題及び今後の交渉の見通しについてお聞かせください。

A:カンボジアの閣僚会合では、個別の論点の議論を深めるというよりは、今後の進め方について、閣僚間で胸襟を開いて議論をいたしました。その結果、技術的な議論の加速が必要な分野の追加作業部会の開催、これは事務的にやっていくということを決定するとともに、政治的な判断が必要な論点の、判断すべきタイミングなどについて、議論をいたしました。
その結果、次回の閣僚会合は、各国の政治情勢等が、一通り一段落をする8月に開催することになったわけであります。首脳間で、今年中の、年内妥結ということが明確にガイダンスされておりますので、閣僚としては、包括的でバランスの取れた質の高い協定を年内に妥結できるよう、精力的に交渉に取り組んでいきたいと思っています。

北本連係線の増強

Q:昨年9月に北海道で発生したブラックアウトについて、北本連系の90万キロワット増強を検討していると思いますけれども、その増強の意義と費用負担の在り方についてのお考えをお願いします。

A:まず、北本連系線については、かねて計画していた増強が間もなく完了できるという状況にあります。さらに、今後、レジリエンスの強化や再生可能エネルギーの大量導入といった観点から、更なる増強の検討が必要であるという認識を、経済産業省としては持っております。ただ、その際の費用負担の在り方については、まさに審議会での議論が先月、開始されたところでありまして、まずは有識者の方々に、しっかりと御議論を頂きたいというふうに思っています。

東海第二原発

Q:東海第二原発なのですけれども、再稼働を今、目指していると思うのですが、想定の2倍の安全対策費、3,000億円がかかるという報道が一部ありますけれども、経済産業省で把握されている事実関係を教えていただけますか。

A:報道にあるような事実は全く承知をしておりません。

 

以上

最終更新日:2019年3月5日