平成31年3月18日
農林水産省
農林水産省
農林水産省は、本日、アメリカ合衆国(以下「米国」という。)ペンシルバニア州からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を講じました。
1.経緯
米国ペンシルバニア州の裏庭家きん農場において低病原性鳥インフルエンザ(H7亜型)の発生が確認された旨、本日(平成31年3月18日(月曜日))、米国政府から通報がありました。
2.対応
米国政府の通報を受けて、同病の我が国への侵入防止に万全を期するため、本日、同国ペンシルバニア州からの生きた家きん、家きん肉等の輸入を以下のように一時停止しました。
【生きた家きん】
ペンシルバニア州全域
【家きん肉等】
ペンシルバニア州の発生場所から半径10km以内の地域
※ 発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等の輸入を停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。
(参考)米国からの生きた家きん、家きん肉等の輸入実績
2016年 | 2017年 | 2018年 | |
生きた家きんのひな(羽) | 168,316 | 121,527 | 171,041 |
(日本の総輸入量) | (557,941) | (402,169) | (514,381) |
家きん肉等(トン) | 22,499 | 22,788 | 19,126 |
(日本の総輸入量) | (985,915) | (1,068,322) | (1,088,475) |
家きんの卵(トン) | 8,537 | 11,467 | 9,361 |
(日本の総輸入量) | (24,753) | (26,607) | (26,747) |
出典:財務省「貿易統計」
※ 米国農務省(USDA)発表の統計(2017年)によれば、米国の総生産量に占めるペンシルバニア州の割合は、ブロイラーについては約1.9%、卵については約8.5%。
お問合せ先
消費・安全局動物衛生課
担当者:井川、唯野
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295
FAX番号:03-3502-3385