2019年4月26日
6月に開催されるG20大阪サミットにおいて、「デジタル経済への対応」がひとつのテーマとして挙げられています。デジタル経済への対応の中でも、近年、特に重要性を増しているサイバーセキュリティについて、サプライチェーンやIoTの観点から、サミット開催地である大阪においてグローバルな参加者が語りあうシンポジウムを開催します。
1.背景
本年6月に開催されるG20大阪サミットにおいて、「デジタル経済への対応」がひとつのテーマとして挙げられています。
近年、ITの利活用の進展や、IoT、AIの普及等によって、経済のデジタル化が進み我が国社会は大きく変わろうとしています。しかし、この変化と同時に、サイバー攻撃の脅威は高まり続けています。
このため、信頼を確保したデジタル経済を実現するためには、地域・中小企業も含めたサイバーセキュリティ対策の強化が必要です。大阪サミットに先立ち、本年3月に開催されたB20東京サミットの共同宣言においては、デジタル革新へ向けて、サプライチェーン全体でリスクを管理するためのサイバーセキュリティの枠組み構築が提言されています。
こうした背景を踏まえ、経済産業省は、独立行政法人情報処理推進機構と協力し、サプライチェーンやIoTの信頼確保の観点から、サミット開催地である大阪において、地元の事業者の方々とグローバルな参加者等が語りあうシンポジウムを開催します。
2.シンポジウムの概要
-
日時・場所
・日時:5月28日(火曜日)13時~17時10分
・場所:ナレッジシアター:席数:380(429㎡) ※グランフロント大阪タワーC4階 大阪駅から徒歩3分 施設概要 -
主催、協力
・主催:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
・協力:関西サイバーセキュリティ・ネットワーク(事務局:近畿経済産業局、近畿総合通信局、一般財団法人関西情報センター(KIIS)) -
プログラム
・13時00分~13時55分
主催者挨拶:IPA理事長 富田達夫
来賓挨拶:経済産業省政務(調整中)
来賓挨拶:在大阪英国総領事 Ms.SarahWOOTEN
基調講演:経済産業省商務情報政策局長 西山圭太 氏
基調講演:米国シスコシステムズ社(調整中)・14時00分~15時30分
パネルディスカッション(1)
「サプライチェーンに参加する中小企業はどのように取組を進めれば良いか」
○モデレーター:大阪大学 情報セキュリティ本部 教授 猪俣敦夫氏
○パネリスト:
・チトセ工業株式会社 代表取締役 中西啓文氏
・パナソニック株式会社 製品セキュリティセンター 製品セキュリティグローバル戦略室
・米国企業(調整中)
・IPAセキュリティセンター 企画部中小企業支援グループリーダー 横山尚人・15時40分~17時10分
パネルディスカッション(2)
「急増するIoTのセキュリティにどう取り組むか」
○モデレーター:IPAセキュリティセンター長 瓜生 和久
○パネリスト:
・国内メーカー
・日本電気株式会社 セキュリティ研究所 所長 谷 幹也 氏(一般社団法人電子情報技術産業協会 会員企業)
・駐日欧州連合代表部 一等参事官Mr.Stefan Kramer
ほか調整中
3.本シンポジウムへのお申し込み
参加方法の詳細につきましては、IPAのWebサイトをご確認の上、申込みください。
IPA:website
担当
商務情報政策局 サイバーセキュリティ課長 奥家
担当者:加畑、石見、藤田
電話:03-3501-1511(内線 3964~6)
03-3501-1253(直通)
03-3501-6239(FAX)