2019年8月22日
特許庁、中部経済産業局は、令和元年10月10日(木曜日)に、名古屋市で「知財のミカタ~巡回特許庁in中部~」を開催します。「企業経営とデザイン」を切り口としたパネルディスカッションのほか、「インスタントラーメン」のヒットの舞台裏にある知財戦略についての講演や、ヤフー株式会社によるECサイト上の模倣品対策セミナーなど、魅力的なプログラムを多数用意しています。また、中部全域で出張面接を集中的に実施します。
1.「知財のミカタ~巡回特許庁in中部~」とは
知財は、「自分には関係ない」、「難しそう」といった知財の“見方”を変え、知財を“味方”にして活用するきっかけ作りを目的に、全国各地で「知財のミカタ~巡回特許庁~」というイベントを開催しています。
我が国を代表する優れた製造業の集積地である愛知県は、全国と比較して特許の出願件数の割合が高い上、特許の発明者数も多く、知財意識が高い地域です。今回の巡回特許庁では、中小企業・ベンチャー企業等の皆様に知財の重要性をさらに実感していただくとともに、技術に比べて見落とされがちなデザインや、デザインと企業経営の関係をお話しします。
2.開催概要
知財のミカタ~巡回特許庁in中部~
開催日:令和元年10月10日(木曜日)
開催場所:ミッドランドホール(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目7番1号)
プログラム(詳細は別添リーフレット参照)
メインセッション
パネルディスカッション「イノベーションをデザインする知財マネジメント」
モデレーター鷲田氏(一橋大学大学院 教授)と、デザイン経営を実践し、イノベーションの創出にデザインを活用しているパネリストが、技術に比べて見落とされがちな「デザイン」について、製品開発における重要性や企業経営における可能性をマーケティングの視点から議論します。
モデレーター:鷲田 祐一氏 (一橋大学大学院 経営管理研究科教授)
パネリスト:福市 得雄氏 (トヨタ自動車株式会社 エグゼクティブアドバイザー)
長谷川 豊氏 (ソニー株式会社 VP・クリエイティブセンター センター長)
田中 裕一氏 (株式会社ビズリーチ CDO・デザイン本部 本部長)
個別セッション
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日本が生んだ世界食インスタントラーメン ~大ヒットの舞台裏~
加藤正樹氏(元 日清食品ホールディングス株式会社 知的財産部部長)が、20世紀最大のヒット商品と言われるインスタントラーメンの開発秘話とヒットの舞台裏にあった知財戦略についてわかりやすく講演します。 -
ヤフー株式会社によるECサイト上の模倣品対策セミナー
杉田萠奈氏(ヤフー株式会社 弁護士)が、ECサイト上の模倣被害の現状、トラブルを予防するための対策、模倣品を発見した時の効果的な対応方法などをECサイト運営者の立場からわかりやすく御紹介します。
何でも相談コーナー(申込不要)
特許庁の審査官・産業財産権専門官、INPIT愛知県知財総合支援窓口の担当者、愛知県よろず支援拠点の担当者、標準化アドバイザーが、知財や経営に関するお悩み・御相談に対応します。
出張面接
開催期間:令和元年10月10日(木曜日)~11月6日(水曜日)
開催場所:中部全域(愛知県、岐阜県、三重県、富山県、石川県)
3.参加申込方法
プログラム・参加申込等の詳細は、以下のホームページをご覧ください。
令和元年度「知財のミカタ~巡回特許庁~」特設ホームページ
添付資料
関連リンク
担当
特許庁 総務部 普及支援課長 佐野
担当者:大谷、境野、木村
電話:03-3581-1101(内線 2107)
03-3501-5878(直通)
03-3506-8615(FAX)