1. 1 9月13日,ラトビアのリガにおいて,第二回日バルト協力対話が開催されました。日本から正木靖外務省欧州局長,ラトビアからアンドリス・ペルシュ外務次官(Mr. Andris Pelss, State Secretary of Foreign Affairs of Latvia),リトアニアからネリス・ゲルマナス外務副大臣(Mr. Neris Germanas, Vice-Minister of Foreign Affairs of Lithuania),エストニアからレンビット・ウイボ外務省政務局長(Mr. Lembit Uibo, Director-General of Political Department, Ministry of Foreign Affairs of Estonia)が出席しました。

    2 各国代表は,安倍総理大臣のバルト三国訪問以降の政治,経済,人的交流等幅広い分野にわたる日本とバルト三国間の協力の進展を歓迎し,今後予定されている経団連のバルト三国訪問が貿易・投資の拡大に向けた重要な一歩として歓迎しました。

    3 各国代表は,5GとAIの先進技術を活用した連結性の強化等の今後の日バルト間の協力可能性について議論し,この分野における協力の重要性や潜在性について確認しました。

    4 各国代表は,東アジア情勢及び欧州情勢に関する意見交換を行い,多国間主義及び法の支配に基づく国際秩序の重要性を再確認しました。

    5 各国代表は,第3回日バルト協力対話は2020年にタリンで開催することを決定しました。

    [参考]日バルト協力対話
     2018年1月,安倍総理大臣が日本の総理大臣として初めてバルト三国を訪問した際,幅広い分野での日本とバルト三国との間の協力を一層推進するため立ち上げることで首脳間で合意されたもの。