1. 本23日,午前9時30分頃から約20分間,鈴木外務副大臣は,訪日中のアブドゥルカディル・アフメド・キール・アブディ・ソマリア連邦共和国・外務国際協力閣外大臣(H.E. Abdulkadir Ahmed Kheyr Abdi, State Minister for Foreign Affairs & International Cooperation of the Federal Republic of Somalia) と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭
    鈴木副大臣から,昨年10月のTICAD閣僚会合以来のアブドゥルカディル閣外大臣の来日に歓迎の意を表すとともに,「日ソマリアの友好関係を,貴閣外大臣との協力の下,強化していきたい」旨述べました。これに対し,アブドゥルカディル閣外大臣から,天皇陛下の即位に対する祝意が示されました。

    2 二国間関係
    鈴木副大臣から,「本年8月に開催されたTICAD7のファルマージョ・ソマリア大統領の出席に感謝する,今後も我が国はソマリアの平和と安定に資する支援を行っていく」旨述べました。また,鈴木副大臣は,ソマリアの債務状況の改善への取組を歓迎しました。
    これに対し,アブドゥルカディル閣外大臣から,ソマリアを含むアフリカの角地域に対するこれまでの日本による支援に謝意を表明するとともに,「引き続き教育分野をはじめ,日本からの支援を期待する」旨述べました。

    3 その他
    この他,鈴木副大臣とアブドゥルカディル閣外大臣は,ソマリアやその周辺地域の情勢につき意見交換を行い,同地域においてアフリカ自身が主導する平和と安定の促進のため両国が引き続き協力していくことで一致しました。