令和2年1月20日
農林水産省


農林水産省は、令和2年1月27日(月曜日)に、農林水産技術会議委員室において、「気候変動の下での持続可能な農業推進」に関する第5回検討会を開催します。
本会議は非公開です。ただし、カメラ撮影は冒頭のみ可能です。

1.概要

食料生産の基幹をなす農業は、気候変動の影響に対して脆弱であると同時に、温室効果ガスの排出源でもあります。また、農地土壌への炭素貯留を通じて吸収源にもなります。このため、現在及び長期的に避けられない影響への適応策と同時に、温暖化防止のための緩和策を一体的に進めることが重要です。
このため、昨年(2019年)我が国が議長国を務めたG20首席農業研究者会議(G20MACS)※1に向けて、平成30年(2018年)10月に本検討会を設置し、気候変動の下での持続可能な農業の推進について議論を行ってきました。
第5回検討会では、昨年11月に我が国で開催した「持続可能な農業のための気候変動対応技術・農法の導入・拡大に関する国際ワークショップ」※2の開催報告を行うとともに、成果文書について検討を行います。

(※1)G20首席農業研究者会議(Meeting of Agricultural Chief Scientists: MACS)とは、G20各国及び国際機関の首席研究者等により、世界の研究の優先事項を協議するとともに、各国等の連携強化を図ることを目的として、過去8回開催されています。昨年は我が国が議長国となり、4月24日から26日の日程で、我が国にて開催されました。
G20首席農業研究者会議(MACS)について
http://www.affrc.maff.go.jp/kokusaikenkyu/macs-g20.html

(※2)昨年4月に我が国で開催されたG20MACSにおいて、我が国は議長国として、「気候変動対応技術」を主要議題の一つに取り上げました。会議では、気候変動対応技術の開発と導入・拡大に関する経験と最新情報を共有し、研究連携を促進するため、本年にワークショップを開催することを我が国から提案し、支持されました。
このため、昨年11月5~7日に、「持続可能な農業のための気候変動対応技術・農法の導入・拡大に関する国際ワークショップ」を開催し、気候変動対応技術とその支援施策・制度をセットで導入した各国・国際機関の経験を共有するとともに、そこから得られる教訓について議論を行いました。ワークショップの成果は、本年2月にサウジアラビアにて開催されるG20MACSにおいて報告される予定です。
持続可能な農業のための気候変動対応技術・農法の導入・拡大に関する国際ワークショップ(英語サイト)
https://www.maff.go.jp/e/policies/env/climate_smart_ws_2019.html

2.開催日時及び場所

日時:令和2年1月27日(月曜日)13時00分~15時00分
会場:農林水産省 本館6階 農林水産技術会議委員室(ドア番号 本678)
所在地:東京都千代田区霞が関1-2-1 

3.主な議題

・「持続可能な農業のための気候変動対応技術・農法の導入・拡大に関する国際ワークショップ」開催報告及び成果文書の検討

なお、資料については会議終了後、以下ホームページにて公開いたします。
(一部資料については、検討会での議論を踏まえて修正した後に公開予定です。)

気候変動の下での持続可能な農業推進に関する検討会
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/kikouhendou/kentoukai.html

4.報道関係者の皆様へ

本会議は非公開ですが、カメラ撮影は冒頭のみ可能です。取材を希望される場合は、以下の問い合わせ先に御連絡ください。

<添付資料>
「気候変動の下での持続可能な農業推進」に関する検討会委員名簿(PDF : 112KB)

お問合せ先

大臣官房政策課環境政策室

担当者:長野、多田羅
代表:03-3502-8111(内線3289)
ダイヤルイン:03-6744-2473
FAX番号:03-3591-6640

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