2020年1月21日
1月17日(金曜日)に、三重県内で火災事故(人的被害なし)が発生しました。
1.事故の概要
1月17日(金曜日)に、三重県内で火災事故(人的被害なし)が発生しました。これを受け、高圧ガス保安法に基づき、同月20日、液化石油ガスの販売事業者(カニエJAPAN株式会社、法人番号:9180001096813)から三重県を通じて中部近畿産業保安監督部に事故の報告がありました。詳しい状況は以下のとおりです。
また、同様の情報を本日、産業保安のホームページに掲載しますので併せてお知らせします。
事故発生日時:2020年1年17日(金曜日) 午後9時30分頃
事故発生場所:三重県
人 的 被 害:なし
物 的 被 害:台所の壁の一部焼損
事故概要:一般集合住宅において、台所の壁を一部焼損する火災事故が発生しました。三重県からの報告によると、原因は、需要家が二口ガス栓の未使用側ガス栓を誤って開放し、漏えいしたガスに何らかの要因で引火したものと推定されるとのことで、現在詳細をカニエJAPAN株式会社が調査中です。
供給事業者:液化石油ガス販売事業者
ガス種:液化石油ガス(LPガス)
機器分類:二口ガス栓
(参考情報)
製造者:調査中
型式:調査中
製造年:調査中
2.注意喚起について
○二口ガス栓でガス機器に接続されていない方の元栓を開けてしまう「ガス栓誤開放」事故が増えています。
未使用のガスの元栓を間違って開けてしまわないようにガードする「ガス栓カバー」を取り付けると事故防止に効果的ですので、詳しくは液化石油ガス販売事業者におたずねください。
○ガスの臭いを感じたら、直ちに緊急連絡先(液化石油ガス販売事業者又は保安機関)へ連絡してください。
- 使用中の火気は全部消してください。
- 火気は絶対に使用しないでください。
- 着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対手を触れないでください。
- 窓や戸を大きく開けてください。
- ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
- 液化石油ガスは本来臭いがありませんが、ガスが漏れた時にすぐに気づくように、付臭してあります。
○ガス漏れの発生を素早く認知するには、ガス警報器の設置が効果的です。なお、ガス警報器は、常に電源コンセントに接続しておいてください。
○ガスの消費設備を使用した際、異常を感じた場合は使用を中止し、速やかに製造メーカー又は液化石油ガス販売事業者へ連絡してください。
○当省HPにガス事故防止のための様々なパンフレット等を掲載しています。是非御覧ください。
担当
産業保安グループ ガス安全室長 月舘
担当者:石津、西谷
電話:03-3501-1511 (内線 4931~7)
03-3501-1672 (直通)
03-3501-1856(FAX)