平成30年7月以降、特に、大都市圏を中心に風しんの患者数が増大したこと等を受け、風しんの感染拡大を防止するため、令和4年3月31日までの間に限り、これまで風しんにかかる予防接種を公的に受ける機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた(令和2年4月時点で41歳から58歳)男性を対象とした「風しんの追加的対策」を実施しています。

 特に、本年、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、訪日客の増加が見込まれるところであり、より多くの方に早急に風しんに対する免疫を獲得していただくことが重要ですが、本対策の実施率については、令和元年度のクーポン券発送対象者のうち、平成31年4月1日から令和元年11月末までの間にクーポン券を使用し抗体検査を受けた者は約109万人(16.1%)に留まっており、今後、本対策の更なる推進が必要です。

 ついては、風しん対策(抗体検査)の実施率向上に向けて、別紙のとおり、職域ごとに風しんの抗体検査を受診できる環境を整備する等の対応を関係者に協力依頼しましたので、お知らせします。

(別紙)風しん対策(抗体検査)の実施率の向上策