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第25回独立行政法人評価制度委員会 議事概要
日時
令和2年2月19日(水)15時から17時まで
場所
中央合同庁舎2号館8階 第1特別会議室
出席者
(委員)野路國夫委員長、樫谷隆夫委員長代理、天野玲子委員、梶川融委員、
金岡克己委員、栗原美津枝委員、高橋伸子委員、浜野京委員、原田久委員、河合晃一専門委員
(事務局等)三宅行政管理局長、吉開官房総括審議官、辻管理官他
議事
1 令和2年度から中(長)期目標期間が始まる法人の新たな目標案について
2 法人活性化事例について
3 令和元年の激甚災害における法人の復旧・復興支援事例について(報告)
4 その他
配布資料:
・議事次第
・資料1-1
・資料1-2
・資料2
・資料3
・参考資料1
・参考資料2
議事概要
(1)令和2年度から中(長)期目標期間が始まる法人の新たな目標案について、評価部会におけるこれまでの審議状況等の報告が行われた後、審議が行われ、新目標案については委員会として「意見なし」とされた。委員の主な発言は以下のとおり。
○各法人の新目標案については、委員会から示した個別の留意事項について対応していただいているが、冒頭の使命、現状・課題や環境変化に係る記述については、より良いものにできるという印象を受けた。
○使命、現状・課題や環境変化に係る記述については、毎年春から夏にかけて行う各主務省や法人との意見交換の段階から、お互いに共通認識を作り、それを基に目標案の議論を行うのが良いのではないか。
○特に現状・課題の分析においては、弱みについても記載をお願いしているが、十分に書き切れていないように感じる。弱みというのは他の機関との連携にも繋がる視点のため、ぜひ記載をお願いしたい。
○より良い目標にしていくためには、各主務省・法人に早い段階から現状・課題等の分析の重要性を意識してもらうよう、戦略的に調査審議を進めていくことが重要。来年度の評価部会の進め方については、よく検討したい。
最後に、野路委員長より、以下のコメントが述べられた。
○法人の現状・課題、環境の変化の分析に当たっては、日頃から積極的に社会の変化を捉えるためのデータをしっかりと集めて「見える化」していくことが重要。また、そうした変化に対応しようとすると業務量としては増加傾向にあるが、その際は、トップダウンで事業の選択と集中を行い、実行計画に落とし込んでいくことが重要。
(2)法人活性化事例の紹介として、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の石塚理事長及び三橋理事より、人材育成に向けた取組などについて説明が行われた。出席者からは、「非常に重要な取組である。」、「今後の活躍に期待」等の感想が述べられたほか、主に以下の事項について意見交換がなされた。
○ プロジェクトマネジメント人材に求められる資質について
○ ベンチャーの事業化後におけるNEDOの役割について
○ 大学発ベンチャー支援におけるNEDOのプロジェクトマネジメント人材活用の可能性
について
(3)社会的課題の解決に向けた各法人の自主的な取組等の把握・発信の観点から、令和元年の激甚災害(8月大雨、台風15・19号等)における独立行政法人の復旧・復興支援に係る取組等の事例について、公表されている情報等を基に事務局が把握・整理したものを事例集として取りまとめた旨の報告があった。
(4)事務局から今後の日程等について、報告があった。
以上
(文責:総務省行政管理局独立行政法人評価担当)
(速報のため、事後修正の可能性があります。)