令和2年6月26日
農林水産省

農林水産省は、令和元年度の食品製造業におけるHACCPに沿った衛生管理の導入状況について調査を実施し、結果を取りまとめました。
令和元年10月1日時点で、HACCPに沿った衛生管理を導入済みの食品製造事業者は前年より3ポイント増加し、23%となりました。

1.調査の概要

農林水産省は、食品製造事業者のHACCP導入の実態を把握するため、導入状況の実態調査を平成12年度、18年度に実施し、平成22年度からは毎年実施しています。
この度、令和元年10月1日現在の食品製造事業者におけるHACCPに沿った衛生管理の導入状況実態調査を実施し、結果をとりまとめました。
HACCP(ハサップ:Hazard Analysis and Critical Control Point)とは、原料受入から最終製品までの工程ごとに、微生物による汚染や金属の混入等の危害要因を予測し、危害の防止につながる特に重要な工程を継続的に監視・記録する工程管理のシステムです。 

2.結果の概要

令和元年10月1日現在で、HACCPを「導入済み」の事業者は前年より3ポイント増加し23%、「導入途中」を加えると前年より6ポイント増の41%となりました。

令和元年度食品製造業におけるHACCPに沿った衛生管理の導入状況実態調査結果(概要)(PDF : 666KB)

食品衛生法が改正され、本年6月にHACCPに沿った衛生管理が施行されました。1年間の猶予期間を経て、令和3年6月からは、原則として全ての食品等事業者を対象にHACCPに沿った衛生管理の実施が求められます。
農林水産省では、食品等事業者がHACCP制度化に円滑に対応できるよう、モデル実証や人材育成等の支援を実施することとしています。
詳細は以下のページを御覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/koudou/2020yosan.html

3.公表資料

(1)結果概要
本調査の結果概要は、農林水産省ホームページで御覧になれます。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sanki/haccp/h_toukei.html

(2)統計表
本調査の統計表は、e-stat(政府統計の総合窓口)で御覧になれます。

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&lid=000001248900(外部リンク)

お問合せ先

食料産業局食品製造課食品企業行動室

担当者:春日、堀田
代表:03-3502-8111(内線4164)
ダイヤルイン:03-3502-5743
FAX番号:03-3502-5336

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