令和2年7月14日

 7月14日、午後3時30分から約20分間、茂木敏充外務大臣は、ガビ・アシュケナジー・イスラエル国外務大臣(Lt. Gen. (res.) Gabi Ashkenazi, Minister of Foreign Affairs of the State of Israel)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

1 茂木大臣から、アシュケナジー外務大臣の就任に祝意を表し、両国間の経済関係、防衛協力、新型コロナウィルス対策の連携等に言及しつつ、今後も両国関係を発展させ、地域の平和と安定のために協力していきたい、と述べました。これに対し、アシュケナジー大臣から謝意が示されるとともに、日本との協力を重視しており引き続き良好な関係を築きたい旨述べました。

2 中東和平問題に関し、茂木大臣から、イスラエルによるヨルダン川西岸への一方的な措置がとられた場合、その領土的範囲のいかんにかかわらず 「二国家解決」に向けた関係者間の信頼関係が大きく損なわれ、地域の不安定化を招きかねない、イスラエルの賢明な対応を強く期待する旨述べました。

3 両大臣は、地域情勢などについて率直な意見交換を行い、今後も緊密に連携していくことで一致しました。