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令和2年度地方財政審議会(8月25日)議事要旨
日時
令和2年8月25日(火)10時30分~11時15分
場所
地方財政審議会室
出席者
(委員)堀場 勇夫(会長) 宗田 友子 植木 利幸
野坂 雅一 星野 菜穗子
(説明者) 自治行政局地域自立応援課 課長補佐 菊地 信果夫
議題
地域おこし協力隊の拡充について
今回の議題は、地域おこし協力隊の拡充について、説明を受けるものである。
資料
・説明資料
要旨
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
(主な内容)
○ 地域おこし協力隊は、人口減少が進んでいる過疎地域等の条件不利地域に着目した制度であり、地域要件等を設けて、ある程度対象を限定した上で特別交付税措置を講じている。新たな制度を創設するとしても、元来の制度の建付け自体は維持する必要がある。
→ 御指摘を踏まえて検討していく。
○ 地域おこし協力隊員のなり手を増やす方法としては、新たな制度の創設以外に、既存の制度の中で要件を緩和していくこと等も考えられるのではないか。
→ 地方公共団体のニーズ等を踏まえ、令和元年度に地域要件の緩和を実施した。引き続き、地方公共団体の受入れ体制に係る課題など、現在の制度の中で改善できる部分についても検討していく。
○ 専門人材を都市部から地方に派遣する制度としては、地域おこし企業人交流プログラム等の既存の制度が存在し、特別交付税措置も講じられている。新たな制度を創設する上では、このような既存の制度との整合性をとっていく必要がある。
→ 御指摘を踏まえて検討していく。