環境省・新着情報
令和2年12月3日
自然環境
兵庫県淡路市での高病原性鳥インフルエンザ発生(家きん国内10例目)に伴う野鳥緊急調査の結果について
兵庫県淡路市の採卵鶏農場における高病原性鳥インフルエンザ発生(家きん国内10例目)を受けて、令和2年12月1日及び2日の2日間、環境省より野鳥緊急調査チームを派遣し、現地の野鳥の生息状況などの調査を実施したところ、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
1.調査期間
令和2年12月1日(火)~2日(水)(計2日間)
2.調査結果
環境省より野鳥緊急調査チームを派遣し、野鳥監視重点区域内の渡り鳥の飛来地等14か所において、野鳥の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。
また、飛来地の池5か所において環境試料(水)を採取しました。今後、高病原性鳥インフルエンザウイルスの有無に関する検査を行います。なお、検査において高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された場合、その結果を発表します。
検査優先種 |
種数 |
種類 |
検査優先種1 |
5種 |
オシドリ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、ユリカモメ |
検査優先種2 |
4種 |
マガモ、ホシハジロ、オオバン、ノスリ |
検査優先種3 |
11種 |
カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、カワウ、 アオサギ、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、ツミ |
合計 |
20種 |
検査優先種:「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです(別紙参照)。
3.今後の対応
引き続き、野鳥監視重点区域において、野鳥の監視を継続します。
【参考情報】
環境省のホームページでは、高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。(http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
添付資料
関連情報
関連Webページ
高病原性鳥インフルエンザに関する情報
過去の報道発表資料
令和2年11月26日
兵庫県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認(家きん国内10例目)について
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8285
室長 川越 久史 (内線 6470)
企画官 立田 理一郎 (内線 6465)
係長 小西 美代 (内線 6477)
係長 中山 裕貴 (内線 6474)