環境省・新着情報
令和3年1月20日
自然環境
奈良県の死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性事例(野鳥国内23例目)に係る野鳥監視重点区域の解除について
奈良県吉野郡大淀町で回収した死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出(野鳥国内23例目)を受け、令和2年12月20日(日)に野鳥監視重点区域を指定し、野鳥監視の強化をしてきたところですが、その後、当該区域内で野鳥の大量死等の異常は確認されなかったため、令和3年1月19日(火)24時に当該区域を解除しました。
1.経緯
令和2年12月20 日(日) |
・奈良県吉野郡大淀町でオオタカ1羽の死亡個体を回収 ・簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応 ・回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化 |
12月25日(月) |
・鳥取大学が確定検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出 |
12月28日(火) |
・奈良県が野鳥緊急調査を実施 |
令和3年1月19日(火) 24時 |
・野鳥において異常が確認されなかったことから、当該野鳥監視重点区域を解除※ |
※「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、野鳥監視重点区域は、以下を1日目として30日目の24時に解除することとしています。
-野鳥及び飼養鳥の場合は、回収日の次の日を1日目とする
-家きんの場合は、防疫措置完了日の次の日を1日目とする
-環境試料(糞便、水等)の場合は、採取日の次の日を1日目とする
なお、複数発生で野鳥監視重点区域の範囲が少しでも重なる場合は、原則として最後の区域が解除されるときに同時に解除することとしています。
2.対応
野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは、引き続き最高レベルとなる「対応レベル3」とし、全国での野鳥の監視強化を継続します。
【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。
(http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
添付資料
(別紙)今シーズンの野鳥における鳥インフルエンザ検査等の状況 [PDF 72 KB]
関連情報
関連Webページ
高病原性鳥インフルエンザに関する情報
連絡先
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代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8285
室長 川越 久史 (内線 6470)
企画官 立田 理一郎 (内線 6465)
係長 小西 美代 (内線 6477)
係長 中山 裕貴 (内線 6474)