環境省・新着情報
令和3年1月25日
自然環境
埼玉県の死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性事例(野鳥国内26例目)の野鳥監視重点区域の解除について
埼玉県比企郡ときがわ町の死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出(野鳥国内25例目)を受け、令和2年12月24日(木)に野鳥監視重点区域を指定し、野鳥監視の強化をしてきたところですが、その後、当該区域内で野鳥の大量死等の異常は確認されなかったため、令和3年1月22日(金)24時に当該区域を解除しました。
1.経緯
令和2年12月23 日(水) |
・埼玉県比企郡ときがわ町でフクロウ1羽の死亡個体を回収 |
12月24日(木) |
・簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応 ・回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化 |
12月30日(水) |
・農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門が確定検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出 |
令和3年1月4日(月) ~5日(火) |
・環境省から派遣された野鳥緊急調査チームが野鳥緊急調査を実施 |
1月22日(金) 24時 |
・野鳥において異常が確認されなかったことから、当該野鳥監視重点区域を解除※ |
※「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、野鳥監視重点区域は、以下を1日目として30日目の24時に解除することとしています。
-野鳥及び飼養鳥の場合は、回収日の次の日を1日目とする
-家きんの場合は、防疫措置完了日の次の日を1日目とする
-環境試料(糞便、水等)の場合は、採取日の次の日を1日目とする
2.対応
野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは、引き続き最高レベルとなる「対応レベル3」とし、全国での野鳥の監視強化を継続します。
【参考情報】
環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。
(http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html)
添付資料
(別紙)今シーズンの野鳥における鳥インフルエンザ検査等の状況 [PDF 75 KB]
関連情報
関連Webページ
高病原性鳥インフルエンザに関する情報
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8285
室長 川越 久史 (内線 6470)
企画官 立田 理一郎 (内線 6465)
係長 小西 美代 (内線 6477)
係長 中山 裕貴 (内線 6474)