国交省・新着情報
自動運転に関する「社会受容性シンポジウム」の開催
令和3年3月8日
国土交通省は、経済産業省と連携し、地域住民の自動運転サービスへの期待、対する政府・業界の取組を紹介し、自治体や関係事業者が協力して、「自分のまちで自動運転車を走らせる」を実現するために役立つ情報を発信する場として、社会受容性シンポジウムを開催します。 |
1.目 的
我が国では、交通事故の防止、公共交通の維持・確保など安全かつ円滑な移動手段が大きな地域課題になる中で、各地域において、自動運転サービスの導入に向けた検討が進んでいます。
本シンポジウムでは、地域住民の自動運転サービスへの期待、対する政府・業界の取組を紹介し、自治体や関係事業者が協力して、「自分のまちで自動運転車を走らせる」を実現するために役立つ情報を発信します。
また、福井県永平寺町では、これまで経済産業省と国土交通省で実施してきた実証プロジェクトの成果を生かし、全国に先駆けて、3月末から遠隔システムを用いた無人自動運転移動サービスの本格運行を予定しています。先進事例として紹介するため、本シンポジウムの機会に、本格運行の開始に併せて、オンラインで永平寺町と東京の会場をつなぎ、「永平寺町自動運転出発式」を実施します。
2.日 時
2021年3月25日(木) 12時~14時35分 (11時開場)
※永平寺町自動運転出発式: 14時05分~
3.会 場
TOC有明4F コンベンションホールWEST
東京都江東区有明3丁目4番10号
(オンライン同時開催)
4.開催概要
(1)社会受容性シンポジウム(12時~14時)
[1] 開会挨拶
・ 東京大学 モビリティ・イノベーション連携研究機構長 須田 義大 氏
[2] 第1部 地域住民のニーズと、実現に向けた国の取組
・ 株式会社第一生命経済研究所 ライフデザイン研究部 部長
兼 主席研究員 宮木 由貴子 氏
・ 経済産業省製造産業局自動車課 ITS・自動走行推進室長 植木 健司 氏
[3] 第2部 安全性評価の取組(オーナーカーとサービスカー)
・ 一般社団法人日本自動車工業会 自動運転部会 部会長
本田技研工業株式会社 四輪事業本部 電子制御開発企画管理部
Executive Chief Engineer(特任) 横山 利夫 氏
・ 一般財団法人日本自動車研究所 ITS研究部 部長 谷川 浩 氏
[4] 第3部 各地域での自動運転サービスの理解促進に向けた取組事例
・ 株式会社博報堂 ブランド・イノベーションデザイン コンサルタント 津田 啓仁 氏
・ WILLER株式会社 代表取締役 村瀨 茂高 氏
[5] Q&Aセッション
モデレータ:
・ モータージャーナリスト 清水 和夫 氏
[6] 閉会挨拶
・ 東京大学 モビリティ・イノベーション連携研究機構長 須田 義大 氏
(2)永平寺町自動運転出発式(14時5分~14時35分)
[1] これまでの取組動画放映
[2] ご挨拶
・ 永平寺町 町長 河合 永充 氏
・ 福井県(未定)
・ 経済産業省(未定)
・ 国土交通省(未定)
[3] テープカットセレモニー
[4] 自動運転車両出発
[5] プロジェクトリーダー所感
・ 国立研究開発法人産業技術総合研究所 首席研究員 加藤 晋 氏
・ 永平寺町総合政策課 山村 徹 氏
<参考>
○ 経済産業省・国土交通省の実証プロジェクトとして2016年度から実施。
○ 昨年12月より、これまでの実証プロジェクトの成果を生かし、自転車歩行者専用道(2km)の限定区間にて、1人の遠隔監視・操作者が3台の無人自動運転車両を運行する形(自動運転レベル2:遠隔監視・操作者が3台を常時監視)で試験サービスを開始。
○ 現在、更に車両を高度化し、今年度内の車内完全無人の本格運行への移行を目指している。
5.参加方法
ご来場・各種イベントへのご参加には、事前登録が必要です。
事前登録ウェブサイト:https://sip-adus-showcase.com
6. その他
地域自動運転サミット及びSIP第2期自動運転中間成果発表会を同時開催します。
詳しくは、ウェブサイトをご確認ください。
添付資料
報道発表資料(PDF形式)
お問い合わせ先
- 国土交通省自動車局技術・環境政策課 辰野・佐藤
-
TEL:(03)5253-8111
(内線42255) 直通 03-5253-8592 FAX:03-5253-1639