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今冬の大規模車両滞留を踏まえ、大雪時の道路交通を確保するための具体的な対策を改めて提言
~人命を最優先に、幹線道路上での大規模な車両滞留を徹底的に回避~
令和3年3月31日
大雪による道路交通への障害を減らすための今後の対応について検討を行ってきた「冬期道路交通確保対策検討委員会」において、今冬の大規模車両滞留も踏まえ、『大雪時の道路交通確保対策 中間とりまとめ(平成30 年5 月)』を改定し、提言としてとりまとめられました。 |
提言では、これまでの『道路ネットワーク全体として大規模な車両滞留の抑制と通行止め時間の最小化を図る「道路ネットワーク機能への影響の最小
化」』を図る考え方から、今後は「人命を最優先に、幹線道路上での大規模な車両滞留を徹底的に回避する」ことに基本的な考え方を変更するとされて
います。
具体的な対策としては、
○短期間の集中的な大雪時には、
・通行止め予測等の繰り返しの呼びかけ、対象の拡大、内容の具体化など、「出控えなどの行動変容を促す取り組み」の実施
・躊躇ない、広範囲での通行止め、高速道路と並行する国道等の同時通行止めと集中除雪による物流等の途絶の回避
○立ち往生車両が発生した場合には、
・滞留状況を正確に把握できる体制確保、関係機関の連携強化
・地方整備局と地方運輸局等を中心とした乗員保護
などに取り組むことが示されています。
国土交通省では、提言に盛り込まれた内容も踏まえ、今後必要な改善を図ってまいります。
中間とりまとめ(令和3年3月改定)や「冬期道路交通確保対策検討委員会」の開催状況、資料等につきましては国土交通省ホームページを御参照ください。
http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/toukidourokanri/index.html
添付資料
記者発表資料(PDF形式)
お問い合わせ先
- 道路局 環境安全・防災課 道路防災対策室 企画専門官 藤井、 課長補佐 石渡
-
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