令和3年7月6日

 今般、台湾への第二弾となる新型コロナウイルス・ワクチン供与について所要の準備が整い、7月8日、アストラゼネカ社製ワクチン約113万回分を台湾へ空輸する予定です。

 台湾は昨年来、新型コロナの感染を効果的に抑え込んできましたが、本年5月に入り感染が拡大し、ワクチンが不足している状況にあります。こうした状況に鑑み、我が国は6月4日、台湾に対して約124万回分のワクチンの供与を行いましたが、台湾におけるワクチン不足は当面続くことが予想され、今般、追加でワクチンを供与することとしました。

 台湾からは、10年前の東日本大震災の際にも一早く義援金を頂くなど、心温まる様々な支援をしていただきました。台湾の方々が困難に直面する中、我が国からのワクチンの供与が、台湾における新型コロナの感染拡大の防止に寄与することを期待しています。