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令和3年度地方財政審議会(6月1日)議事要旨
日時
令和3年6月1日(火)10時30分~10時50分
場所
地方財政審議会室
出席者
(委 員) 堀場 勇夫(会長) 宗田 友子 植木 利幸
野坂 雅一 星野 菜穗子
(説明者) 自治財政局地方債課 課長補佐 川畑 充代
議題
共同発行市場公募地方債(1年)について
今回の議題は、総務省の新型コロナウイルス感染症対応の資金繰り支援の検証の観点から、共同発行市場公募地方債(1年)について、説明を受けるものである。
資料
要旨
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
(主な内容)
○ 共同特例1年債に参加した団体が9団体ということだが、当初の想定はどうだったか。参加団体について何か特徴があるのか。
→ 当初の見込みに比べて地方税の減収幅が圧縮されたことから、最終的に9団体になったが、当初はより多くの団体の参加が見込まれていた。地方税の徴収猶予の特例措置を受けて減収が生じている団体ということで、企業が集積している都市部が多く参加したと考えている。
○ これまで共同債が10年のみの発行であったのは何故か。また、共同債の年限の多様化について今後の考えはあるか。
→ 発行団体のニーズと市場のニーズが合致し、双方のニーズが高い年限が10年であるため、これまで10年のみ発行してきている。今回の1年債は危機対応として特例的に取り組んだものであるが、市場環境及び地方団体のニーズを踏まえ、引き続き検討は続けていきたいと考えている。