令和3年8月4日

茂木大臣のよる出迎え

写真撮影

外相会談

 8月4日、午後3時50分から30分間、茂木敏充外務大臣は、訪日中のグリーン・アンティグア・バーブーダ外務・出入国管理・貿易大臣(The Honourable Mr. Everly Paul Chet GREENE, Minister for Foreign Affairs, Immigration and Trade of Antigua and Barbuda)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです(グリーン外相は、アンティグア・バーブーダのオリンピック委員会会長を兼任しており、東京オリンピック競技大会に合わせて訪日しているもの)。

  1. 冒頭、茂木大臣から、7月に実施した第7回日・カリコム外相会合で、グリーン外相と共同議長を務め、有意義な意見交換を行うことができたことにつき謝意を伝えました。
  2. 両大臣は、日本とアンティグア・バーブーダが、共に海洋国家であり、自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値を共有する重要なパートナーであることを確認し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化のために連携を深めていくことで一致しました。
  3. また、両大臣は、新型コロナ対策、防災、気候変動、水産資源の持続可能な利用など国際的な諸課題における協力についても協議を行いました。新型コロナで打撃を受けた観光業に更に悪影響を及ぼし、水産業に被害を与えているサルガッサム海藻への対策として日本が海藻除去機材を供与していることについて、グリーン外相からタイムリーな支援であるとして謝意が表明されました。両大臣は、国際場裡でも引き続き協力を進めていくことを確認しました。