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 令和3年8月6日、菅総理は、広島市の平和記念公園で開催された広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に参列しました。

 76回目の原爆の日に行われたこの式典には、被爆者や遺族ら751人が参列するとともに、国連等国際機関、83か国と欧州連合(EU)の代表らも出席しました。

 式典に先立ち、菅総理はいわゆる「黒い雨」訴訟の原告の方に挨拶しました。総理から、長い間、御苦労をお掛けしましたと伝えたのに対し、原告の方からは、上告取下げに対する御礼がありました。また、総理から、誠意を持って、できるだけ迅速に進めていく旨、伝えました。

 式典では、広島市の松井一實(かずみ)市長と遺族代表が、今年1年間で新たに追加された原爆死没者の名簿を広島平和都市記念碑(原爆死没者慰霊碑)に奉納し、遺族、被爆者の代表や菅総理らが献花した後、原爆が投下された午前8時15分、「平和の鐘」が鳴らされ、参列者全員が1分間の黙とうを行いました。

 続いて、松井市長の「平和宣言」、こども代表2名による「平和への誓い」が述べられた後、菅総理が哀悼の意を表し、挨拶を述べました。

 式典後、菅総理は、平和記念資料館を視察し、その後、市内のホテルに場所を移して、「被爆者代表から要望を聞く会」に出席し、7団体の代表者らから要望を受けた後、記者会見を行いました。

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