令和3年9月10日

 9月10日、日・ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者第8陣95名が訪日しました。明日11日にも108名が入国する予定で、計203名の入国(看護師候補者37名、介護福祉士候補者166名)となります。

  1. 候補者は、訪日前に12か月間の日本語研修を修了し、日本語能力試験のN3を取得しているか、又は自主的にN2以上を取得しており、日本国内の受入れ病院・介護施設とのマッチングを経て雇用契約を締結しています。
  2. 候補者は、入国後、約2か月の日本語等研修を受講した後、国家試験の合格を目指し、令和3年11月中旬から全国の受入れ病院・介護施設で就労・研修を開始します(看護師候補者は最大3年間、介護福祉士候補者は最大4年間滞在)。ベトナム人看護師・介護福祉士候補者の活躍を通じ、日・ベトナム間の経済連携及び相互理解が深まり、両国関係の発展に資することが期待されます。

平成26年度入国の第1陣から第7陣まで、計1,340名(看護師候補者180名、介護福祉士候補者1,160名)が入国。うち、平成26年度から令和2年度の看護師国家試験で計116名が合格、平成29年度から令和2年度の介護福祉士国家試験で計484名が合格。

日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる水準。

看護師及び介護福祉士の入国及び一時的な滞在に関する日越交換公文の定める滞在期間中、看護師は最大3回、介護福祉士は滞在4年目に1回、国家試験を受験。