ASEAN関連経済大臣会合が開催されました

経産省・新着情報

2021年9月13日

9月13日、一連のASEAN関連経済大臣会合のうち、「日メコン経済大臣会合」、「ASEAN+3（日中韓）経済大臣会合」が開催され、梶山経済産業大臣が出席しました。

9月13日（月曜日）、一連のASEAN関連経済大臣会合の1つとして第13回日メコン経済大臣会合（テレビ会議形式）が開催されました。この会合においては、日本とメコン諸国の代表者が出席し、梶山弘志経済産業大臣及びラオスのカムペーン・サイソムペーン商工業大臣が共同議長を務めました。
本会合では、「メコン産業開発ビジョン2.0」の実現に向けて昨年策定したワークプログラムの概ね順調な進捗が確認されました。各国の事情を踏まえた現実的なアジア・エネルギー・トランジションなど、強靱かつ持続可能な経済の構築に向けて、今後更に日メコン協力の取組を進めていくことの重要性が認識されました。
ミャンマー情勢に関して、梶山大臣から、拘束された関係者の解放、民主的な政治体制への早期回復などを強く求めている旨伝達しました。また、ASEANリーダーズ・ミーティングでの「5つのコンセンサス」を暴力停止や対話の開始に向けた第一歩ととらえており、ASEAN特使の早期受け入れ、全ての当事者との対話の開始を実現するよう、強く働きかけました。

同日、第24回ASEAN+3経済大臣会合（テレビ会議形式）が開催され、ASEAN事務局及びASEAN加盟国、中国、韓国の閣僚等とともに、日本からは、梶山経済産業大臣が出席しました。
今回の会合では、COVID-19感染拡大による経済的影響、多角的貿易体制の維持、サプライチェーン強靱化、デジタルトランスフォーメーション等の地域共通の課題への対処に関して意見交換が行われました。
昨年承認された「COVID-19感染拡大による経済的影響の緩和に関するASEAN+3アクションプラン」を引き続き実行することの重要性を確認するとともに、共同メディア声明が発出されました。

通商政策局アジア大洋州課参事官布施吉章
担当者：石引

通商政策局アジア大洋州課長池谷巌
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