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令和3年度地方財政審議会(8月3日)議事要旨
日時
令和3年8月3日(火)10時30分~11時30分
場所
地方財政審議会室
出席者
(委 員) 堀場 勇夫(会長) 宗田 友子 植木 利幸
野坂 雅一 星野 菜穗子
(説明者) 自治財政局公営企業課 課長 坂越 健一
議題
地方公営企業の現状と課題について
今回の議題は、地方公営企業の現状と課題について、説明を受けるものである。
資料
要旨
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
(主な内容)
○ 水道事業の広域化について、県主導による取組事例をいくつか挙げられたが、広域化が進んでいる地域は職員の取組によるところが大きいのか、それとも地理的な要因等があるのか。
→ 香川県は地形的に用水の確保が課題だったということもあるが、基本的には強いリーダーシップによる推進力が重要と考えており、各都道府県の幹部への働きかけを行っている。
○ 地形上の理由などからどうしても広域化が困難な地域があると思われるが、どのように対応するか。
→ 最終的にはそういった地域もあると思われるが、まずは可能な限り広域化の可能性を検討する必要があると考えている。
○ 下水道事業の事業別繰入金の推移で、公共下水道が減少傾向にあるのはなぜか。
→ 公共下水道は比較的人口の多い地域に設置されていることから、接続家庭数が増加して収益が向上している。
○ 中長期的な経営戦略の策定・ストックマネジメントが重要と考える。具体的な公営企業への支援策はあるのか。
→ 関係省庁・各種事業団・コンサル事業者による日常的なサポートに加えて、今年度から総務省と地方公共団体金融機構の共同事業として地方公共団体の経営・財務マネジメント強化事業を実施しており、アドバイザーを派遣して支援している。