外務省・新着情報

令和3年10月15日

 10月8日(現地時間同日)、ギニアビサウ共和国の首都ビサウにおいて、我が方、新井辰夫駐ギニアビサウ共和国日本国特命全権大使(セネガルにて兼轄)と先方ジョアオ・マンジャ国連世界食糧計画(WFP)ギニアビサウ事務所代表(Mr. Joao MANJA, Representative and Country Director of WFP Guinea-Bissau)との間で、供与額2億円の無償資金協力「食糧援助(WFP連携)」に関する書簡の交換が行われました。

  1. ギニアビサウでは、雨期の洪水被害を中心とする自然災害による農業への悪影響、農業機材の不足等、食糧生産をめぐる問題が山積しており、慢性的に食糧不足に陥っています。この協力は、WFPを通じて、同国に対し、食糧(被災地産缶詰、芋類、豆類等)を供与することにより、同国の食料事情の改善を図るものです。
  2. 我が国は、2019年8月に開催した第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において、「強靭かつ持続可能な社会の構築への貢献」を表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。
(参考)ギニアビサウ共和国基礎データ

 ギニアビサウ共和国の面積は約3.61万平方キロメートル(日本の約10分の1)、人口は約192万人(2019年、世界銀行)、人口一人当たりの国民総所得(GNI)は820米ドル(2019年、世界銀行)。ガーナ共和国の国土面積は約23.9万平方キロメートル(日本の約3分の2)、人口は約3,042万人(2019年、世界銀行)、人口1人当たりの国民総所得(GNI)は約2,220米ドル(2019年、世界銀行)。


発信元サイトへ