外務省・新着情報

令和3年10月25日

 10月22日(現地時間同日)、ガンビア共和国の首都バンジュールにおいて、我が方、新井辰夫駐ガンビア共和国日本国特命全権大使(セネガル共和国にて兼轄)と先方ママドゥ・タンガラ外務・国際協力・在外ガンビア人大臣(Hon. Dr. Mamadou TANGARA, Minister of Foreign Affairs, International Cooperation and Gambians Abroad)との間で、供与額2.5億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の交換が行われました。

  1. ガンビアの経済は、主に雨水を利用した農業や観光等に頼っているため、外的要因により大きく左右され不安定です。2020年以降の新型コロナウイルス感染症の流行等により、観光業が打撃を受けるなど、同国の経済に甚大な影響を及ぼしており、貧困、食料不足、栄養不足が問題となっています。この協力は、同国に対し、食料安全保障状況の改善を目的として、我が国政府米による食糧援助を実施するものです。
  2. 我が国は、2019年8月に開催した第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において、「強靱かつ持続可能な社会の構築への貢献」を表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。
(参考)ガンビア共和国基礎データ

 ガンビア共和国の面積は約1.13万平方キロメートル(日本の秋田県程度)、人口約235万人(2019年、世界銀行)、人口一人当たり国民総所得(GNI)は750米ドル(2019年、世界銀行)。


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