外務省・新着情報

令和3年10月26日
  1. 10月25日(現地時間)にスーダン国軍がハムドゥーク首相等政府高官を拘束し、軍出身のブルハン主権評議会議長が暫定政府を解散しました。また、スーダンの治安部隊は、これに反対するデモ参加者に対し発砲し、多数の死傷者が出ています。
  2. 我が国は、こうした事態を深く憂慮するとともに、今般のスーダン国軍の行動は、憲法宣言に基づく民政移管を損なうものであり、強く非難します。また、拘束された首相を始めとする文民政府高官等の即時、安全かつ無条件の解放を求めます。
  3. 我が国は、国際社会と緊密に連携しながら、スーダンにおいて民政移管プロセスが早期に回復されるよう求めます。

[参考1]概要
 10月25日午前(現地時間)、スーダンの首都ハルツーム市において、スーダン国軍がハムドゥーク首相を始めとする政府高官を拘束。同日12時頃(現地時間)、ブルハン主権評議会議長(元首、軍出身)が主権評議会の解散、内閣の解散等を発表した。

[参考2]日本政府の対応(邦人保護関係)
 本事案発生直後からスポット情報を発出済み。現時点までに、邦人の被害等に関する情報には接していない(現地時間25日17時30分現在)。


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