農林水産省・新着情報

金子農林水産大臣記者会見概要

日時 令和3年11月2日(火曜日)10時40分~10時47分 於: 本省7階講堂
主な質疑事項
  • 衆議院議員選挙後の農政運営等について
  • 小笠原諸島の海底火山噴火による軽石の漂着等による被害状況等について

質疑応答

  • 衆議院議員選挙後の農政運営等について(1)

記者

  一昨日、衆議院選挙の投開票がありました。自民党と公明党両党は多数派を維持し、両党を与党とする現政権が続くこととなりました。今回の結果の受け止めと、それを踏まえた農林水産分野の政策運営の基本的な考え方をお聞かせください

大臣

  政府としては、選挙結果そのものについての評価は差し控えたいというふうに思っております。その上で、今回の選挙において、国民の皆様からいただいた声をしっかりと受け止めまして、今後の政策に生かしてまいりたいと思います。農林水産行政につきましては、従来から私たちがお伝えしているというか、説明しております、地域に寄り添い、現場を重視しながら、輸出促進、スマート農林水産業、みどりの食料システム戦略をはじめとして、農林漁業者の所得向上や農山漁村の活性化を実現する施策に今後とも取り組んでいきたいというふうに思っております。

  • 衆議院議員選挙後の農政運営等について(2)

記者

  関連して米政策についてちょっと伺いたいんですけれども、選挙戦で、与党の方は特別枠を設けて長期保管ですとか支援するということを掲げました。一方の野党がですね、買い上げということも主張して、生産調整について国主導に戻すということも言っていましたけれども、選挙結果を受けてですね、今後の米政策をどのように進めるか、改めてちょっとお考えをお聞きできればと思います。

大臣

  個別の政策について、選挙の結果がどう影響したかというふうに評価することは差し控えたいと思います。私もあちこち応援に参りましたけど、特別枠の話は、絶えずやっぱり、お話の中でさせていただきました。そういった、おそらくそれは私だけじゃなくて、それぞれの候補者もですね、こういった米対策っていうのは訴えてきたというふうに思っておりますので、従来から我々が考えているやり方で、今後ともやっていきたいというふうに思っております。

  • 小笠原諸島の海底火山噴火による軽石の漂着等による被害状況等について

記者

  沖縄県などに漂着している軽石の問題なんですけれども、現在把握されている被害状況と今後の対策についてよろしくお願いします。

大臣

  沖縄及び鹿児島県で、漁港の泊地への漂流・漂着、漁船のエンジントラブル、魚のへい死が発生しているという報告を受けております。この対策といたしまして、漁港についてはですね、災害復旧事業を活用して漁港管理者による撤去等の応急措置が、もう既に開始されております。また、漁船や漁業の被害につきましては、漁業保険制度によって支援するということになっております。農林水産省といたしましては、引き続き、軽石の動向や漁業活動への影響などを注視するとともに、迅速な復旧や支援に努めてまいりたいと思います。それぞれ、数については、あと、事務方に聞いていただければ。数字についてもある程度把握をしておるようですから。

記者

  財源については、今後の補正予算等で組まれてくるんでしょうか。

大臣

  補正については、まだはっきりした形でね、決まってませんので、緊急、速やかに我々としては対応していきたいというふうに考えております。

  • 衆議院選挙の当選者に占める女性議員比率の低下について

記者

  衆議院選挙についてお伺いしたいんですけど、政治分野における男女共同参画推進法施行後初の衆院選だったんですが、女性の議員の比率が下がったことについてのお受け止めをお伺いしたいです。

大臣

  選挙についてのコメントということになりますので、差し控えさせていただきますが、比率が下がったんですか、女性の方は。当選者は少なかったですか。候補者そのものの比率からいって、どういうことだったんですか、逆に。僕は、それは詳しく見てないものですから、よくわからないんですが。女性の方で、現職で落選した方は多かったんですか。どうですか。

記者

  そこまで詳しくは把握していないんですけれども。

大臣

  選挙というのは、それぞれの地域地域によってね、受け止め方があると思います。私も随分、選挙は今回も手伝ってまいりましてね。地域によって、やっぱり、随分いろいろ事情があるんで、なかなかそういうふうに難しいところもないとも。選挙としてのコメントは控えて、一般論として男女関係なく能力を発揮することが重要と、そういうことらしいです。あんまり、そんな男性だ女性だっていうことはなくしてね、それぞれの、やっぱり能力によって、皆ね、有権者が判断していくと思うんですよね。私も随分、女性の候補というのを県議会なんかでも見てまいりましたけどね。だから、その人その人の持ってる能力によってね、皆が判断するということだから、あまり女性とか男性というのは、僕はあんまりこだわらないほうがいいんじゃないかなと思うんですけど。いいでしょうか。

報道官

  よろしいでしょうか。それでは、大臣会見をこれで終了いたします。

以上

 

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