外務省・新着情報

令和3年11月11日
アクイリノ米インド太平洋軍司令官による岸田総理大臣表敬時の記念撮影の様子 アクイリノ米インド太平洋軍司令官と岸田総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
アクイリノ米インド太平洋軍司令官による岸田総理大臣表敬の様子 アクイリノ米インド太平洋軍司令官による表敬を受ける
岸田総理大臣(写真提供:内閣広報室)
アクイリノ米インド太平洋軍司令官による岸田総理大臣表敬の様子(表敬全体の様子) アクイリノ米インド太平洋軍司令官による表敬を受ける
岸田総理大臣(写真提供:内閣広報室)

 11月11日、午後2時28分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のジョン・アクイリノ米インド太平洋軍司令官(Admiral John C. Aquilino, Commander, U.S. Indo-Pacific Command)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです(日本側から、木原誠二官房副長官他、米国側から、レイモンド・グリーン駐日米国臨時代理大使(Mr. Raymond Greene, Chargé d’Affaires ad interim, Embassy of U.S.A. in Japan)、リッキー・ラップ在日米軍司令官(Lieutenant General Ricky Rupp, Commander, U.S. Forces Japan)他が同席。)。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、アクイリノ司令官の訪日を歓迎するとともに、「日米の協力を一層進めることによって、『自由で開かれたインド太平洋』を実現し、地域、そして国際社会の平和と安定に向け協力していきたい」旨述べました。これに対し、アクイリノ司令官から、在日米軍への日本政府の支援に感謝を述べるとともに、「地域の平和、安定、繁栄のため、『自由で開かれたインド太平洋』を実現することにコミットしている」旨述べました。
  2. 双方は、中国による一方的な現状変更の試みに対する深刻な懸念を共有しました。更に、北朝鮮による核・ミサイル活動を含め、北朝鮮をめぐる最新の情勢について意見交換を行い、引き続き、日米で緊密に連携していくことを確認しました。その上で、双方は日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化に向けて、引き続き日米間で緊密に連携していくことを確認しました。
  3. また、双方は、日米同盟の抑止力を維持しつつ沖縄を始めとする地元の負担軽減を図る観点から、在日米軍再編を着実に進めることについての重要性を確認するとともに、岸田総理大臣から、日本で活動する米軍の地元への影響に配慮した安全な運用等を求めました。

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