外務省・新着情報

令和3年11月13日
多国間主義同盟閣僚級会合で発出された、鈴木貴子外務副大臣によるビデオ・メッセージの様子

 11月13日、ジャン=イヴ・ル・ドリアン仏外相及びハイコ・マース独外相のイニシアティブにより、「我々の共有の課題である持続可能な食料システム: 気候変動、保健、環境、不平等との闘い」をテーマに、多国間主義同盟閣僚級会合がハイブリッド形式で開催され、日本からは鈴木貴子外務副大臣がビデオ・メッセージを発出(和文(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く)しました。

 鈴木副大臣は、メッセージの中で、成長を妨げる低栄養と生活習慣病等を引き起こす過栄養の「栄養不良の二重負荷」は世界全体が抱える課題であり、栄養改善には保健や農業だけでなく環境、教育、ジェンダーなど関連する分野を含む社会全体での包括的なアプローチが必要である旨述べました。また、世界の栄養改善に向けた世界的な取組を前に進めるため、本年12月に東京栄養サミット2021を開催する旨述べるとともに、東京栄養サミットへの各国からの積極的な参加を呼びかけました。

[参考]多国間主義同盟

 2019年2月のミュンヘン安全保障会議に際して、ルールに基づく国際秩序や民主主義といった基本的価値を共有する国のネットワークを形成することが重要として、ハイコ・マース独外相とジャン=イヴ・ル・ドリアン仏外相が共同で提案した枠組み。


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