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令和3年11月15日
レモンド商務長官を会談室に案内する、林外務大臣の様子
林外務大臣とレモンド米国商務長官との会談時の記念撮影の様子
林外務大臣とレモンド米国商務長官との会談の様子

 11月15日、午後2時から約40分間、林芳正外務大臣は、ジナ・レモンド米国商務長官(The Honorable Gina Raimondo, Secretary of Commerce of the United States of America)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林外務大臣から、レモンド商務長官の初来日を歓迎するとともに、今般のアジア訪問において日本が最初の目的地であることは強固な日米同盟を象徴するものであると述べました。これに対して、レモンド商務長官から、林外務大臣の就任に対して祝意を述べた上で、日本は米国にとって最も重要なパートナーであり、この度の訪問を日本から始めたことは米国のコミットメントの証明である旨述べました。
  2. 両者は、インド太平洋地域における国際秩序や、サプライチェーンの強靭化を含む経済安全保障分野における日米協力などについて建設的な議論を行いました。レモンド商務長官からは、米国は経済分野でインド太平洋地域と協力していくため日本とイニシアチブを発揮していきたいとの明確な意思が述べられました。
  3. また、林外務大臣より、日本からの鉄鋼・アルミの輸入に対する米国の通商拡大法第232条に基づく追加関税措置の撤廃を米側に働きかけたのに対し、レモンド商務長官から、優先的に取り組んでいきたい旨述べました。

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