外務省・新着情報
令和3年11月15日
11月15日、午後3時から約20分間、松野博一内閣官房長官は、訪日中のジナ・レモンド米国商務長官（The Honorable Gina Raimondo, Secretary of Commerce of the United States of America）の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、松野官房長官から、レモンド商務長官の初来日を歓迎するとともに、強固な日米経済関係は日米同盟の重要な柱であり、日米が共有する経済的諸課題に関して、国際社会の平和と安定のため、日米で協力して貢献していきたい旨述べました。これに対し、レモンド商務長官から、松野官房長官の就任に対して祝意を述べた上で、日本は米国にとって最も重要なパートナーであり、この度日本を初めて訪問できて嬉しく思う旨述べるとともに、アジア訪問を日本から始めたことには特別な意義があると述べました。
- また、松野官房長官から「新しい資本主義」及び4月の日米首脳会談の際に立ち上げた日米コア・パートナーシップに言及しつつ、日米両国の競争力と強靱性強化のため協力していきたい旨述べました。レモンド商務長官からは米国はインド太平洋地域へのコミットメントを再強化する強い意思を持っており、日本と協力していきたいと述べました。
- さらに、松野官房長官から拉致問題について米国の変わらぬ理解と協力を求めました。
- 両者は、インド太平洋地域における国際秩序についても建設的な議論を行いました。