外務省・新着情報

令和3年11月15日
中満国連事務次長・軍縮担当上級代表と林外務大臣
中満国連事務次長・軍縮担当上級代表による林外務大臣表敬の様子

 11月15日、午後4時から約30分間、林芳正外務大臣は、中満泉(なかみつ いずみ)国連事務次長・軍縮担当上級代表による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、「核兵器のない世界」の実現に向けて国際社会の取組を主導することは、唯一の戦争被爆国である日本の使命である旨述べました。また、林大臣から、来年1月のNPT(核兵器不拡散条約)運用検討会議において意義ある成果が得られるよう、日本としても各国の共通の基盤の形成に引き続き努めていく考えであり、国連とも協力していきたい旨述べました。
  2. また、林大臣から「我々のコモンアジェンダ」など最近の国連の動きについても言及が有り、双方は、日本と国連が今後も緊密に協力していくことで一致しました。
(参考)我々のコモンアジェンダ報告書

 昨年9月の「国連創設75周年記念ハイレベル会合」の要請に基づき、本年9月、グテーレス事務総長は、人権に根ざした社会契約の刷新、若者・将来世代との連携、国際公共財の提供を通じたリスク対応、国連のアップデート等を提案する報告書を発表。その報告書をどうフォローアップするかについて、現在、加盟国間で議論中。


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