外務省・新着情報

令和3年11月17日

 11月17日、午後4時00分から45分間、林芳正外務大臣は、ドーン・ポラマットウィナイ・タイ王国副首相兼外務大臣(H.E. Mr. Don Pramudwinai, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Thailand)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林外務大臣から、現在のASEAN対日調整国であり、来年のAPEC議長国も務めるタイと協力していきたい旨述べました。ドーン副首相兼外相からは、林外務大臣の就任に対し祝意が述べられました。
  2. 両外相は、新型コロナウイルス感染症対策に関して意見交換を行いました。林大臣から、日本からタイに対する200万回分以上のワクチン供与をはじめとする支援について言及し、ドーン副首相兼外相から、謝意表明がありました。
  3. また、両外相は、ミャンマー情勢について議論しました。また、林大臣から、東シナ海・南シナ海における力による一方的な現状変更の試みへの強い反対を表明しました。さらに、北朝鮮の核・ミサイル活動を含め、北朝鮮情勢についても意見交換し、拉致問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き連携していくことを確認しました。
  4. 最後に、両外相は、来年、修好135周年を迎える日タイ関係と、2023年に50周年を迎える日ASEAN関係を見据えて協力していくことで一致しました。

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