外務省・新着情報

令和3年11月18日

 11月17日(現地時間)、日米韓次官協議に出席するためワシントンDC訪問中の森健良外務事務次官は、崔鍾建(チェ・ジョンゴン)韓国外交部第1次官との間で協議を行いました。

  1. 森次官から、旧朝鮮半島出身労働者問題や慰安婦問題等により日韓関係は引き続き非常に厳しい状況にある旨述べた上で、これらの問題に関する日本の一貫した立場に基づき、韓国側に適切な対応を強く求めました。
  2. 崔次官から、これらに関し、韓国側の立場に基づく説明がありました。
  3. また、森次官から、今般の竹島をめぐる事案に関し、竹島問題に関する我が国の一貫した立場に鑑み受け入れられないとして韓国側に適切な対応を強く求めました。
  4. この他、日韓双方の関心の高い事項についても率直な意見交換が行われ、両次官は、今後とも、日韓関係を健全な関係に戻すべく、外交当局間の意思疎通を継続していくことで一致しました。
  5. 両次官は、北朝鮮への対応において、日韓・日米韓協力が重要であるとの認識で一致し、また、森次官から、崔次官に対し、拉致問題について、引き続きの理解と協力を求め、支持を得ました。

発信元サイトへ