外務省・新着情報

令和3年11月19日

 11月18日(現地時間)、訪米中の森健良外務事務次官は、ウェンディ・シャーマン米国務副長官(Ambassador Wendy R. Sherman, Deputy Secretary of State of the United States)と日米次官協議を実施したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 両者は、一層厳しさを増す地域の安全保障環境を踏まえ、日米同盟の抑止力・対処力の強化を具体的に進めることで一致するとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現やグローバル・イシューへの対応について、日米間で引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
  2. また、中国や朝鮮半島などの地域情勢についても幅広く意見交換し、中国をめぐる諸課題への対応に当たり日米で緊密に連携していくことで一致したほか、安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向けて引き続き緊密に連携することで一致しました。さらに、両者は、TPPを含むインド太平洋地域の国際秩序について戦略的な観点から議論を行いました。
  3. その他、両者は、17日に実施された日米韓次官協議の結果を踏まえ、日米韓3か国で引き続き重層的な意思疎通を図っていくことの重要性を確認しました。

発信元サイトへ