外務省・新着情報

令和3年11月29日
リュードベリ・スウェーデン外務副大臣と肘タッチを交わす、鈴木外務副大臣の様子
リュードベリ・スウェーデン外務副大臣による鈴木外務副大臣表敬の様子

 11月29日、午後2時15分から約50分間、鈴木貴子外務副大臣は、ローバット・リュードベリ・スウェーデン外務副大臣(Mr Robert RYDBERG、 State Secretary for Foreign Affairs)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、リュードベリ外務副大臣から初訪日を大変うれしく思う、スウェーデンと日本はハイレベル交流も盛んであること、地理的には距離があるものの政治関係は良好であり、経済・科学技術協力、自由貿易、安全保障等の良好な両国関係がさらに発展していくことを望むとしつつ、スウェーデンはフェミニスト外交政策を重視しており、日本とは幅広い分野における協力関係を更に強化していきたい旨述べました。
  2. 鈴木副大臣から、訪日を歓迎するとともに、日本とスウェーデンは活発な要人往来が行われてきたことは喜ばしく、両国は自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値を共有するパートナーであり、また女性の活躍の先進国であるスウェーデンから多くを学びたい、様々な課題で連携し、二国間関係を一層強固にしていきたい旨述べました。
  3. 両副大臣は、2023年前半にスウェーデンがEU議長国を務めることを踏まえ、日EU協力について意見交換を行いました。この中で両副大臣は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた日本とEUの協力を一層強化していくことを確認し、鈴木副大臣から、EUによる日本産食品輸入規制の早期撤廃のための協力を要請しました。また、両副大臣は地域情勢や国際場裡における協力についても話し合い、北朝鮮による核・ミサイル活動、拉致問題の解決に向けて引き続き協力していくことで一致しました。

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