外務省・新着情報

令和3年12月1日
ビデオメッセージを発出する鈴木外務副大臣

 11月30日、午後6時00分から午後7時30分(日本時間)にかけて、国際農業開発基金(IFAD)による東京栄養サミット・サイドイベント「貧しい農村の人々に健康的で安価な食事を届けるために私たちにできること」が開催され、鈴木貴子外務副大臣からビデオ・メッセージを発出しました。

 鈴木外務副大臣は、IFADによる東京栄養サミット2021公式サイドイベントの開催に祝意を述べるとともに、IFADが持続可能な開発目標(SDGs)達成において果たす役割の大きさや、世界の栄養課題に向けて国際協力を強化する必要性について言及しました。また、日本政府は、東京栄養サミットの開催等を通じ、世界の栄養の改善に向けた国際的な取組をリードすることを目指し、今後ともIFADを始めとする国際機関等と連携・協力していく旨述べて、人間の安全保障の理念に立ち、SDGsが目指す「誰一人取り残さない」取組を進める決意を示しました。

(参考)国際農業開発基金(IFAD)

 1976年に設立された国連専門機関(事務局本部はローマ)。現在177国が加盟(我が国は1977年に原加盟国として参加)。主にアフリカ、アジア等の開発途上国に対し、融資や無償資金供与を通して、持続可能な農業開発を促進・支援する。


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