外務省・新着情報

令和3年12月21日

 12月21日、日印トラック1.5対話「第4回日印インド太平洋フォーラム」がオンライン形式で開催されました。

  1. 今回のフォーラムでは、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)と日米豪印」、「新型コロナ後の日印関係」、「FOIPの実現に向けた日印協力の強化と日米豪印の役割」の各テーマに沿った議論が日印両国の政府関係者及び有識者により活発に行われました。
  2. 公開セッションとなった「FOIPの実現に向けた日印協力の強化と日米豪印の役割」のセッションでは、林芳正外務大臣及びスブラマニヤム・ジャイシャンカル・インド外務大臣(H.E. Dr. Subrahmanyam JAISHANKAR, Minister of External Affairs of India)がビデオ・メッセージを発出しました。
  3. 林大臣は、メッセージの中で、国際社会が歴史的変動期にある中、日印が緊密に連携していくことが重要であり、FOIPの実現に向けた日印両国の役割に対する世界の期待が大きく高まっている旨述べました。また、FOIPの実現に向けて、日印のみならず日米豪印での協力も着実に進んでおり、本年9月の第2回日米豪印首脳会合でもインド太平洋地域への強いコミットメントが示され、様々な分野での実践的な協力の成果が積み上げられている旨言及しました。さらに林大臣は、2022年に日印外交関係樹立70周年を迎えることに触れつつ、日印の「特別戦略的グローバル・パートナーシップ」が、この節目の年に更に大きく花開くことへの期待を表明しました。

[参考1]日印インド太平洋フォーラム(日印トラック1.5対話)
 日本国際問題研究所とデリー・ポリシー・グループとの共催による日印両国の政府関係者及び有識者による戦略対話。第1回は10月にニューデリーにおいて、第2回は2019年10月に東京において開催され、第3回は2020年11月にオンライン形式で実施された。

[参考2]林芳正外務大臣のビデオメッセージ(英文PDF 別ウィンドウで開く和文PDF別ウィンドウで開く


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