外務省・新着情報

令和4年1月11日
写真撮影する林外務大臣と御厨世界税関機構(WCO)事務総局長
御厨世界税関機構(WCO)事務総局長と林外務大臣の会談の様子

 1月11日、午後2時10分から約20分間、林芳正外務大臣は、御厨邦雄(みくりや くにお)世界税関機構(WCO)事務総局長と会談を行いました。

  1. 御厨事務総局長から、コロナ下で、WCOとしても迅速通関等の面で積極的に貢献している、その他税関業務に係る国際協力や貿易円滑化のために積極的に取り組んでいる旨述べました。
  2. これに対し、林大臣から、日本政府として、WCOが御厨事務総局長の下、世界的なコロナ拡大の中で積極的にコロナ対策にも取り組んでいる点を評価し、税関協力や貿易円滑化等、世界の貿易拡大に向けて取り組んでいること等を支持していく旨表明し、今後も緊密に連携していく旨述べました。
[参考]
  1. WCO(世界税関機構)は、各国の税関制度の調和・統一及び国際協力の推進により、国際貿易の発展を目的とする国際機関として、1952年に設立(本部はベルギーのブリュッセル)。現在、183カ国・地域が加盟。
  2. 日本は1964年に加盟。日本は御厨邦雄事務総局長を含む15名の邦人職員を派遣している。
  3. 事務総局長の任期は5年間。事務総局長は、WCOの政策・予算、途上国支援策等を立案・執行する事務局の最高責任者であり、事務局を代表し他の国際機関の会議への出席等を担う重要なポスト。
  4. 御厨氏は、2009年1月に事務総局長選挙に当選し、3期事務総局長を務めており、任期は2023年12月までを予定。

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