外務省・新着情報

令和4年1月29日
林外務大臣ビデオ・メッセージ
鈴木外務副大臣挨拶
日露地域・姉妹都市交流年開会式

 1月29日、北海道札幌市において、日露地域交流年の開会式が対面とオンラインのハイブリッド形式で行われたところ、開会式の概要は以下のとおりです。

  1. 開会式には、日本側から鈴木貴子外務副大臣が出席し、ロシア側からイリチョフ、ウラジーミル・エフゲニエヴィチ・ロシア連邦経済発展次官(Mr. Ilychev, Vladimir Evgenievich, Deputy Minister of Economic Development of the Russian Federation)がオンラインにて出席しました。また、日露地域交流年組織委員会共同委員長である林芳正外務大臣がビデオ・メッセージを発出したほか、レシェトニコフ、マクシム・ゲンナジエヴィチ・ロシア連邦経済発展大臣(H.E.Mr. Reshetnikov, Maksim Gennadyevich, Minister of Economic Development of the Russian Federation)のメッセージをイリチョフ次官が代読しました。
  2. 地方自治体を代表して、日本側からは平井伸治鳥取県知事(全国知事会会長)がビデオ・メッセージを発出したほか、鈴木直道北海道知事が挨拶しました。ロシア側からはコジェミャコ沿海地方知事及びルースキフ・ウリヤノフスク州知事がオンラインにて挨拶しました。このほか、日本の地方自治体の関係者及びロシアの連邦構成主体の関係者がオンラインにて出席しました。
  3. また、開会式では、鈴木貴子外務副大臣とイリチョフ・ロシア連邦経済発展次官との間で、日露地域交流年を1年間延長し2022年末までとする覚書の追補に関する文書をオンラインにて署名しました。
  4. さらに、日露の地域交流の実例として、(1)アイヌ古式舞踊、(2)北海道の高校生による吹奏楽(動画上映)、(3)バラライカ、(4)和太鼓の演奏が行われ、実施団体から日露間での交流を通じて得られた経験や学びについて紹介がありました。
(参考1) 

(1)林外務大臣ビデオ・メッセージ(YouTube動画)(和文(PDF) 別ウィンドウで開く
(2)鈴木外務副大臣挨拶(和文(PDF) 別ウィンドウで開く

(参考2)日露地域・姉妹都市交流年

(1)2019年6月、日露両国は、これまでの日露の交流の裾野を地方にまで広げるため、2020年から2021年にかけて「日露地域・姉妹都市交流年」とすることで一致。その後、新型コロナの影響を踏まえ、期間が2022年末まで1年間延長された。
(2)これまで、コロナ禍の下でも、オンラインを活用したイベントなど340件以上の交流行事が行われ、延べ130万人以上が参加している。


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