外務省・新着情報

令和4年2月3日

 2月3日午後9時30分から約20分間、林芳正外務大臣は、ウォプケ・フックストラ・オランダ王国副首相兼外務大臣(H.E. Mr. Wopke HOEKSTRA, Deputy Prime Minister, Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of the Netherlands)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、フックストラ副首相の外相就任への祝意を述べるとともに、400年以上に及ぶ歴史的関係を有し、戦略的パートナーである日蘭の関係を更に強化していきたい旨述べました。これに対し、フックストラ大臣から、林大臣と協力して両国間の戦略的パートナーシップを発展させていきたい旨述べました。
  2. 大臣から、オランダが、フリゲート艦の派遣などに象徴されるとおり、インド太平洋への関与を強化していることを歓迎し、EUのインド太平洋戦略を高く評価している旨述べました。両大臣は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた二国間及びEUとの連携を一層強化していくことで一致しました。
  3. 両大臣は、東シナ海や南シナ海における力による一方的な現状変更の試み等に対して、強く反対していくことで一致しました。また、両大臣は、最近の一連のミサイル発射を始めとする北朝鮮情勢について意見交換し、北朝鮮への対応において、連携していくことを確認しました。さらに、両大臣は、ウクライナ情勢についても意見交換しました。
  4. 両大臣は、経済安全保障の分野でも緊密に連携していくことを確認しました。また、林大臣から、EUによる日本産食品輸入規制の早期撤廃に向けた協力を求めました。

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