外務省・新着情報

令和4年2月4日
ウレホラ・チリ次期外務大臣とテレビ会談を行う林外務大臣
林外務大臣とウレホラ・チリ次期外務大臣とのテレビ会談の様子

 2月4日、午後9時40分から約25分間、林芳正外務大臣は、アントニア・ウレホラ・ノゲラ・チリ共和国次期外務大臣(H.E. Ms. Antonia URREJOLA Noguera, Minister-Designate of Foreign Affairs of the Republic of Chile)とテレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、ウレホラ氏の次期外務大臣選出を祝すとともに、外交関係樹立125周年の節目に「戦略的パートナー」であるチリと伝統的友好関係を更に深化させたい旨述べました。ウレホラ次期外務大臣から、本会談が最初の外国要人との会談である旨述べました。
  2. 林大臣から、日本が推進する「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けた取組について説明し、両者は、普遍的価値及びインド太平洋の安定に向けた両国の連携の重要性について一致しました。また、両者は、一連のミサイル発射を始めとする北朝鮮情勢について意見交換し、拉致問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き連携していくことを確認しました。
  3. 林大臣から、両国の非常に活発な経済関係の更なる強化に努めたいと述べるとともに、その観点からもチリにおけるTPP11協定の早期締結を期待する旨述べました。
  4. また、両者は、開放性や多様性が確保された5G網の整備や水素の活用等を含め、関係を強化していくことで一致しました。

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