首相官邸・新着情報
令和4年2月7日、岸田総理は、都内で開催された令和4年北方領土返還要求全国大会に出席しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「本日は、令和4年北方領土返還要求全国大会の開催に当たり、一言御挨拶申し上げさせていただきます。
まず、北方領土返還要求運動に長年尽力された、宮谷内亮一(みやうち・りょういち)千島歯舞(はぼまい)諸島居住者連盟理事・根室支部長の御訃報に接し、心から哀悼の意を表させていただきます。
本日は、新型コロナをめぐる厳しい状況のため、ネット配信の形式となりましたが、北方領土の日に当たり、本大会を開催できましたことは、大変意義深いものと考えております。
インターネットを通じて本大会を御覧になっている皆様、そして、全国各地で、北方領土問題の解決に向け、ひたむきに取り組んでおられる皆様の日頃からの御尽力に、心から敬意と感謝を申し上げます。
戦後76年が経過した今もなお、北方領土問題が解決されず、日本とロシアの間に平和条約が締結されていないことは、誠に遺憾であります。
昨年10月、私は、内閣発足後間もなく、プーチン大統領と電話会談を行いました。この会談において、私から、北方領土問題について、次の世代に先送りすることなく、プーチン大統領と共にしっかり取り組んでいきたい旨述べ、プーチン大統領からは、平和条約締結問題も含め、二国間のあらゆる問題に関する対話を継続していく意向である旨の発言がありました。
領土問題を解決して平和条約を締結するとの方針の下、2018年のシンガポールでの首脳会談のやり取りを含め、これまでの諸合意を踏まえ、2018年以降の首脳間でのやり取りを引き継いで、粘り強く交渉を進めてまいります。
また、この電話会談では、北方四島交流等事業について、私から、航空機墓参を始めとする元島民のための人道的措置を重視しており、四島をめぐる交流事業と併せ、可能な限り早期に再開したい旨述べ、プーチン大統領からは、引き続き協議していきたい旨の発言がありました。
令和3年度の事業が、新型コロナの影響により昨年度に引き続き中止となってしまったことについては、大変残念に思います。皆様の故郷(ふるさと)に対する切実な気持ちに思いを致しますと、早期に再開しなければならない、そう強く感じております。
領土交渉を進展させるためには、国民一人一人が、この問題への関心と理解を深め、政府と国民が一丸となって取り組むことが不可欠です。本日も、この会場に多くの元島民の皆様方の思いを記していただきましたプラカードが掲げられています。私自身、御高齢になられる元島民の方々の思いをしっかりと胸に刻み、取組を進めてまいります。引き続き、国民の皆様の力強い御支援と御協力を賜りますよう、改めてお願い申し上げ、私の御挨拶とさせていただきます。」
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