外務省・新着情報

令和4年2月7日

 2月14日から18日にかけて、グスタヴォ・カルーソ国際原子力機関(IAEA)原子力安全・核セキュリティ局調整官(Mr. Gustavo Caruso, Director and Coordinator, Department of Nuclear Safety and Security, International Atomic Energy Agency)をはじめとするIAEA関係者及び国際専門家が訪日し、東京電力福島第一原発におけるALPS処理水の安全性に関するレビューを行うとともに、国内関係省庁及び東京電力との間での今後のALPS処理水の取扱いに係る協力についての意見交換や東京電力福島第一原発の訪問を行う予定です。なお、今回の訪日は、厳格な防疫措置を遵守した上で行われます。

  1. 今回の訪日は、IAEAとの間で昨年7月に署名した、ALPS処理水の取扱いに係る包括的な協力の枠組みに関する付託事項(TOR)に基づき、IAEAによるALPS処理水の安全性に関するレビューを実施することを目的とするものです。
  2. また、一部のIAEA関係者は、準備会合への出席等のため、2月7日の週及び2月21日の週にも日本に滞在します。
  3. 日本政府は、今回のIAEA関係者及び国際専門家の訪日を含めたIAEAとの協力を継続することにより、今後ともALPS処理水の安全性やその取扱いに係る信頼性や透明性を確保し、国際社会の理解を醸成していくことに努めます。
(参考)ALPS処理水とは

 ALPS(多核種除去設備(Advanced Liquid Processing System))等により、トリチウム以外の放射性物質について安全に関する規制基準値を確実に下回るまで浄化した水。

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