外務省・新着情報

令和4年2月9日

 2月9日、午後7時30分から約30分間、岸田文雄内閣総理大臣は、セイエド・エブラヒーム・ライースィ大統領(H.E. Ayatollah. Seyyed Ebrahim RAISI, President, Islamic Republic of Iran)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、ライースィ大統領と共に、日・イランの伝統的友好関係の一層の強化に向けて協力していきたい旨述べました。これに対し、ライースィ大統領から、岸田総理大臣と共に90年以上の外交関係を有している歴史ある日・イラン関係を拡大していきたい旨述べました。
  2. 両首脳は、イラン核合意をめぐる最新の情勢を踏まえ、率直な意見交換を行いました。岸田総理大臣から、日本として核合意を一貫して支持してきており、関係国による核合意への早期復帰を期待する旨を述べました。両首脳は、引き続き緊密な意思疎通を継続していくことで一致しました。
  3. また、両首脳は、イエメンを含む中東情勢についても意見交換を行いました。

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