外務省・新着情報

令和4年2月9日
上杉外務大臣政務官

 2月8日、第60回社会開発委員会閣僚級フォーラムが開催され、日本から上杉謙太郎外務大臣政務官がビデオ・メッセージの形でステートメントを行いました。

 このフォーラムは「持続可能な食料システムの促進を含め、食料不安と貧困撲滅に取り組むことによる、すべての人に幸福と尊厳をもたらすための多国間協力の強化」というテーマの下で行われました。

 上杉政務官は、栄養は人の健康と尊厳のために必要不可欠なものであると述べた上で、現在多くの世界の子どもたちが貧困や飢餓による低栄養で苦しむ一方、過体重や肥満が世界的課題になっていると指摘しつつ、このような状況に対応する取組として、昨年12月に行われた「東京栄養サミット2021」の成果を紹介しました。また、日本が二国間や国際機関を通じた形で行っている食料支援にも言及し、日本は人間の安全保障の理念の下、「誰一人の健康も取り残さない」世界の実現に向けて、人の幸福・尊厳の確保に向けた多国間主義協力に貢献していく決意を表明しました。

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